PHILIPPE COLIN SAINT AUBIN 1ER LES COMBES BLANC フィリップ・コラン サン・トーバン プルミエ・クリュ レ・コンブ ブラン 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サン・トーバン 原産地呼称:AOC. SAINT AUBIN ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:13.5% 味わい:白ワイン 辛口
VINOUS:(90-92) ポイント (90-92)pts Drinking Window 2024 - 2035 From: Servants of the Seasons: Burgundy 2021 (Jan 2023) The 2021 Saint-Aubin Les Combes 1er Cru comprises two barrels this year (one new). It has an effervescent bouquet with lemon verbena and orange zest energetic and nicely focused. The palate is well balanced with a smooth waxy-texture opening. There's a lot of dry extract here thanks to the low yields with impressive weight on the finish. Don't ignore this. - By Neal Martin on November 2022
ミシェル・コラン=ドレジェは健在です。
シャサーニュにおけるトップクラスのドメーヌとして名を馳せたミシェル・コラン=ドレジェ。2004年のミレジムより生産していたワインは2人の息子フィリップとブリュノに引き継がれた。が、全て譲り渡した訳ではなく、3アイテムに限りミシェル自身が生産している。
ドメーヌの名声を高らしめたシュヴァリエ=モンラッシェにピュリニーのドモワゼル、それにシャサーニュのアン・ルミリィ――といってもその量は微々たるもので、シュヴァリエで0.08ヘクタール、ドモワセルで0.15ヘクタール、アン・ルミリィだけは多少多く0.48ヘクタール――がそれで、トータルでも0.7ヘクタールという広さしかない。
モンラッシェの上部に位置するのがヴァリエ=モンラッシェ。そのシュヴァリエの北に接し、プルミエ・クリュでありながら、ほとんどシュヴァリエと同等の評価を得ているのがピュリニーのプルミエ・クリュであるドモワゼル。
そしてこのドモワゼルのちょうど反対側、シュヴァリエ=モンラッシェの南に接している区画がシャサーニュ=モンラッシェのプルミエ・クリュ、アン・ルミリィ。アン・ルミリィというとサントーバンの代表的なプルミエ・クリュだが、このクリマのなかでもモンラッシェの丘の最上部、真南を向いた1.6ヘクタールはシャサーニュ側に属していて、コラン=ドレジェは半分弱、0.7ヘクタールほどを所有――0.22ヘクタール分は息子ブリュノが生産――。その立地は、現地に立てば一目瞭然という素晴らしさ。
これらのワインはイノックスのタンクでアルコール発酵をおこない、その後1年間ほどの樽熟――新樽は3分の1から4分の1――というつくりから生まれ、以前同様テロワールを体現し、エレガントさを備えている素晴らしいもの。ただ上記のように限られたアイテムのみで、また本数も微々たる量しかないため、リリース直後にはすぐに完売してしまうのが現状。
シュヴァリエやドゥモワゼルを受け継ぐミシェル・コラン・ドレジェの後継ドメーヌ!
シャサーニュ・モンラッシェのトップドメーヌ、ドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コラン氏が2003年に引退したのを機に二人の息子、フィリップとブリュノがそれぞれ独立。長男のフィリップ氏は、父ミシェル氏の新しい醸造施設を引き継ぎ、自らの名を冠したワインがこちらのフィリップ・コランです。
フィリップ氏が所有するブドウ畑はおよそ9ha。これに加え、2.5ha分ほどのワインをネゴシアンワインとして生産。シャサーニュ・モンラッシェを中心に、ショーメ、シュヌヴォット、ヴェルジェ、モルジョなどの1級畑を所有しており、サントーバンやサントネイ、マランジュにも畑を持ちます。スタイルも味わいも父の教えを忠実に継承しており、落ち着きのある、しっかりとした構成のワインを生み出しており、今後も注目される造り手です。
「サン・トーバン 1er レ・コンブ ブラン」は、フランス語で「谷」という意味を持っておりその名の通り谷に位置した東西に細長い畑です。畑の一部はシャサーニュ・モンラッシェ村に隣接。そこの標高300メートル近くの高い区画から生まれるワインで、豊富なミネラルと力強さが特徴的です。
■テクニカル情報■
白ワインの醸造は、アルコール発酵をステンレスタンクで始め、半分くらいまで発酵が進んだところでオーク樽に移す。気温の低いシャブリでよく見られる手法だ。熟成期間は12~15ヶ月。近年は228Lのブルゴーニュ樽のみではなく、400~500Lの中樽も使い、樽香に支配されるのを避ける傾向にある。パワフルさよりもむしろエレガントなスタイル。
PHILIPPE COLIN SAINT AUBIN 1ER LES COMBES BLANC
フィリップ・コラン サン・トーバン プルミエ・クリュ レ・コンブ ブラン
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ サン・トーバン
原産地呼称:AOC. SAINT AUBIN
ぶどう品種:シャルドネ 100%
アルコール度数:13.5%
味わい:白ワイン 辛口
VINOUS:(90-92) ポイント
(90-92)pts Drinking Window 2024 - 2035 From: Servants of the Seasons: Burgundy 2021 (Jan 2023)
The 2021 Saint-Aubin Les Combes 1er Cru comprises two barrels this year (one new). It has an effervescent bouquet with lemon verbena and orange zest energetic and nicely focused. The palate is well balanced with a smooth waxy-texture opening. There's a lot of dry extract here thanks to the low yields with impressive weight on the finish. Don't ignore this. - By Neal Martin on November 2022